2012.08.09
夏の瓢湖のご報告2
翌日は早朝からの探鳥ですが、旅館が瓢湖の隣にあるため、ここでも皆さん各自で気楽に観察していただくことにしましたが、瓢湖の朝は早く、4時過ぎには外も明るくなってきており、私は5時過ぎに、先に出た先生を追いかけて、旅館の玄関を出た時はすでに真昼を思わせるほどの、真っ青な空が広がっていました。でも、さすがに皆さん、まだこの時間では来ていらっしゃらないだろうと思っていました。ところがなんと、それは大間違い。次々に
「もう瓢湖を1週してきちゃったわよ」
なんてご挨拶されてしまうほどで、他の皆さんは既にずっと早くに、4時30分頃から、観察されていたようでした。恐れ入りました。
旅館の食堂で朝食をとった後、全員の荷物を昼食まで、宿で預かってもらい、瓢湖周辺を引き続き探鳥します。
今日も天気は上々で、ヨシゴイも出てくれて、鳥の調子は最高でしたが、まだ午前中とは思えないほどに、なにしろ暑くて・・・・。長い間外にいると、さすがに皆さんもややバテ気味です。
そこで瓢湖のすぐそばにある甘味どころ「しょこら亭」で一休みすることにしました。ここの氷はちょっと高価ですが、器もデカクてカキ氷も天然モノなのか、キーンとこない逸品です。冷房の効いた店内で氷菓を食べて、ほっと一息。
再度、猛暑の中のバードウォッチングに挑戦します。しばらく観察の後、昼食を宿でとり、荷物を積んで各自で観察、すこし旅館のロビーでお休みになっていた方もいましたが、午後から移動して、昨年も見たアオバズクを探すことにしました。先生の情報では今年も同じところで営巣しているらしいのですが、樹上の高いところにいて、観察が難しいのだとかいうことでしたが、行ってみるとこれがバッチリ。葉に隠れて親鳥はよく見えませんでしたが、子供たちが好奇心旺盛なまっすぐな目でコチラを見つめてくれました。
1泊2日の短い日程でしたが、好天と沢山の様々な鳥たちに恵まれた、楽しい2日間だったことと思います。(おわり)