2021.04.22
三番瀬観察会【2021年4月18日(日)】
今日は船橋の三番瀬海浜公園での観察会です。 まだ集合には少し早い朝8時15分ころ、三番瀬の海岸へ行ってみると、足元の波打ち際まで 海水が来ている満潮の状態でした。天気晴朗なれど波高し、おまけに風強し。
まさに台風並みの 強風が吹いていました。 こんな状態で観察会は大丈夫?と心配になりましたが、満潮についてはこれから潮が引き始めて、 干潟ができると、その限られた砂地や波打ち際に鳥が餌を求めて集まってくるため、観察には いいタイミングなのだと教えていただきました。
今回観察会に参加してくださったのは7名でしたが、日曜日ということもあって、三番瀬の海岸 には私たちの他にも沢山の鳥カメラマンが来ていました。 最初は波打ち際でウロウロしているシロチドリを追いかけてみましたが、しばらくするとアチコチ にでき始めた狭い干潟にミユビシギの群れやオオソリハシシギやキョウジョシギなどが集まり、 遠くの浅瀬にはコアジサシ の群れが飛び立つ美しいシルエットも観察でき、見るにも撮るにも最高のシチュエーションになりました。 割と近い距離で海鳥たちを見ることができて皆さんも喜んでいただけたようでした。
一方私はというと、いざたくさんの鳥たちを目の前にすると、焦りが先行してしまいシャッターを押しては みたものの頭の中にこれといった考えもなく、言わばただシャッターを押さされているような感覚にすらなってしまい ました。何度も来たことのある三番瀬でしたが、ちょっと舞い上がってしまったようです。 昼に向かって潮はどんどん引いていきましたが、潮干狩りの親子連れもたくさん干潟に入ってきて、しまいには 小さな子供が鳥たちを追いかけ回す始末。風は一向に弱まる気配もないままお開きとなりました。
波にビビッて及び腰のシロチドリ
波間で行ったり来たりのオオソリハシシギ