ソワソワする季節になりました。
2012.10.16
東京近郊のシジュウカラは、4月の初旬にはほとんどが営巣に入る。イヌシデの雄花が咲いている小枝では、営巣場所が近いのか、雄が縄張りを守ろうと一生懸命囀っていた。
街路樹のこずえから「ツピ、ツピ、ツピ ツツピィー、ツツピィー」という、鳥の鳴き声が聞こえてくるようになりました。これはシジュウカラの囀りです。また、街路樹の根元に、小さな白い五弁の花が咲いていました。これは、春の七草にもなっているコハコベ(通称ハコベ)です。小鳥の鳴き声や、道ばたの草花から春を感じる季節になりました。なんとなくソワソワする季節です。
自然観察は、通勤や通学、買い物の行き帰りなど、ちょっとした時間だけでも、どこででもできます。忙しい毎日ですが、目線を少し上にむけたり、足もとを見たりして、自然を感じる心の余裕をもてると良いなと思います。