オオウメガサソウ
2015.06.30
オオウメガサソウ
ここ数年、青森県に通い詰めている。本州最北端ということもあって、渡り鳥も多く見られて、飽きることがない。しかも、珍鳥のヒメクイナやシマクイナなど、繁殖がきちんと確認されていない超珍しい鳥が、繁殖期にさえずっているなど、ワクワクすることが多いからだ。
でも、これだけではない、私が最近、特にはまっているのは野草観察。とても地味な感じで、私に似合わないと思われるだろうが、どうしてどうして、これがとても楽しいのだ。6月中旬の青森県内某所(絶対に秘密!)は、ピンク色の絨毯が敷き詰められる。ベニバナイチヤクソウが100メートルくらいの幅で2㎞ほども続く大群落があるのだ。この花が終わる頃には、同じ仲間のウメガサソウと、準絶滅危惧種のオオウメガサソウも咲き乱れる。本当にカワイイ花で、一目見ただけで虜になってしまうのも、納得していただけるだろう。