2018.02.17
おとぼけウォッチ|第106回 日帰り鳥観察会のご報告
「俺ら東京さ行ぐだ」を思わず口ずさんでみた。♪♪はぁ~、天気もええ、風もねえ、ギャラリーもこったに揃ってる~(中略)なんで鳥いねぇ~、なんで鳥いねぇ~・・♪♪。
冬晴れで、最近の厳しい寒さもやや緩んで、絶好の鳥日和だというのに、今日は本当に嘆きの替え歌も出てくるくらい鳥に恵まれない観察会でした。
今日も40名近い方がご参加くださり、人影もまばらな舞岡公園では行く先々で、先着して観察されている皆様をその人数でややギョッとさせたようです。
舞岡公園を進んだ奥に、いつも皆さんが観察のために集まる大きく開けた空間があります。本日のメインキャストのヤマシギが登場するまで、冬枯れの木々が並んだ舞台周辺を観察していると、ジョウビタキやシロハラがチラチラと現れてくれました。また葉の落ちた木の幹ではエサ探しに忙しいコゲラも見ることができました。
しかし、待てど暮らせど主役のヤマシギ様は登場せず、最後まであのトボケた愛らしい姿を見せてくれることはありませんでした。
まだ寒い日がしばらくは続くものの、梅が見事に花を咲かせ、フクジュソウも背伸びをして金色の花を見せているようで、なにか春遠からじという気持ちになりました。